PSからのメッセージ
老化領域(AMED-CREST/PRIME, JST-さきがけ)PS 望月 直樹先生からのメッセージ
老化は加齢に伴う生理的な生体反応と捉えられます。一部では、老化を病気と捉える考え方を提唱される科学者もいます。しかし、生きることによる生体の経年変化は間違いなく生じることで、器質的変化と機能的変化が起きていると考えます。従って、若くなることを目標にするのではなく、加齢に伴う障害を防ぐために何が必要か?を考える領域でありたいと思います。生体に備わるロバストネスとレジリエンスによりこの変化を最小限にとどめる仕組みもあることが予想されます。老化の本質をまず探ることにより、生命体を構成する分子・細胞・組織・臓器・個体による老化抵抗性のシステムを明らかにしていきたいと考えています。このためには、老化の本質を解明するための先端的解析技術開発やモデルを用いた老化の本質の証明と介入による治療の妥当性まで検討可能な、さきがけ (JST)、PRIME/CREST(AMED)の研究者が強く老化研究領域を意識した研究を実施していただくことを期待しています。
- 老化領域
研究開発総括 (Program Supervisor: PS) (AMED-CREST/PRIME)
研究領域統括 (Program Supervisor: PS) (JST-さきがけ) - 望月 直樹
- 国立循環器病研究センター研究所 研究所長
老化領域 AMED-CREST/PRIME、JST-さきがけの統括・運営を担う先生方(敬称略)
- 老化領域
研究開発総括 (Program Supervisor: PS) (AMED-CREST/PRIME)
研究領域統括 (Program Supervisor: PS) (JST-さきがけ) - 望月 直樹(集合写真 向かって左から2番目)
- 国立循環器病研究センター研究所 研究所長
- 老化領域
研究開発副総括 (Program Officer: PO) (AMED-CREST/PRIME) - 深水 昭吉(集合写真 向かって左から3番目)
- 筑波大学生存ダイナミクス研究センター 教授
- 安友 康二(集合写真 向かって左から4番目)
- 徳島大学大学院医歯薬学研究部 教授
- 老化領域
研究統括 (Program Officer: PO) (JST-さきがけ) - 三浦 正幸(集合写真 向かって1番左)
- 東京大学大学院薬学系研究科 教授
注:国立研究開発法人日本医療研究開発機構 (AMED)、国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST)